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職場における女性の健康問題に対する周知と配慮の必要性
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職場における女性の健康問題に対する環境整備や制度導入
女性の健康問題は、個々の生活だけでなく、企業の生産性や労働環境にも直接的な影響を及ぼします。多くの女性が直面する健康課題を理解し、健康管理を適切に行うことで、より良い未来を築くためのお手伝いをいたします。

女性特有の健康問題について
健康問題につきまして、生活習慣病などの予防に対する考えは、国の主導もあり
企業でも多少進んでいると思います。しかし、女性特有の健康問題については
デリケートな面も多く職場での理解や支援は乏しい状況であります。
この状況が続く限り、女性の働きやすさや能力を最大限に発揮する事を阻害して
しまい、今後のキャリア形成にも大きく影響を及ぼしてしまいます。
今後の女性活躍推進法の改正も踏まえ、職場における女性の健康支援の推進や
相談しやすい体制づくりなど女性特有の健康問題を取上げ、理解や支援の向上に
取組むことが重要です。
● 女性特有の健康問題
① 月経関連・・・月経困難症、過多月経、月経前症候群(PMS)
(業務への影響)
月経が始まると激しい痛みで仕事に行けないや心理的に不安
になったりイライラして同僚などへ当たり、職場環境を悪く
してしまう。仕事への集中力や作業効率の低下につながる。
また月経時の出血量によっては、長時間の会議など生理用品を
交換するタイミングがないときに、服や椅子が汚れてしまう
のではないかと不安を感じてしまうことがある。
② 更年期関連・・・更年期障害、ホットフラッシュ等多彩な症状
(業務への影響)
意欲がわかないことでの作業効率や集中力が低下する。
欠勤、休職、離職、周囲の理解不足の為トラブルに繋がる
こともある。
③ 女性特有の癌・・・乳がん、子宮頸がん、卵巣がんなど
(業務への影響)
診断後ショックで仕事に集中できない。治療のための通院で
遅刻が増える。立ち仕事などができなくなる。
治療に専念するため、休職や 退職を余儀なくされる場合が
ある。また、術後体力低下や化学療法による副作用(吐き気、
脱毛など)といった治療による身体的心理的に大きな影響
を及ぼす。
④ 妊娠、出産、育児・・・つわり、早産、産後うつ、育児ストレス
(業務への影響)
切迫早産などの兆候が見られる場合は、安静が必要となる。
時短勤務となる。産後の体調や育児負担により復帰が困難と
なる場合がある。
女性にとって身体的、精神的に大きな変化が起こる時期で、
身体的苦痛だけでなく、精神的な不安やストレスを引き起こし
仕事への集中力や意欲の低下、欠勤、休職、離職につながる
可能性がある。
⑤ その他・・・不妊治療、育児、介護など
(業務への影響)
ストレスなどで精神的に不安定となる場合があり、休職になる
こともある。突発的なスケジュールで早退や欠勤が増える。
仕事との両立の難しさから退職してしまうことがある。
(月経周期や排卵の準備状態などに合わせた通院が必要で
スケジュールが立てにくかったり、定刻の自己注射など
勤務時間内での対応が難しいため)
職場に求められる対応
女性にとって月経や更年期の症状、タイミングによっては妊娠出産などによる産前産後の症状などは多くの女性が経験する
症状です。これらの問題についてデリケートな部分が多く含まれるため相談しづらい問題もありますが、求められることは
上司や周りの社員の配慮です。ここ最近、昔に比べ、女性特有の問題について議論されていることもあり、相談しやすくなったとはいえデリケートな問題に対するプライバシーの配慮は当然必要になります。他の社員の配慮や理解を示さない職場環境では、女性は症状を隠しながら働き続けなければなりません。
場合によっては、マタハラやセクハラに該当するような言動、行動が起こってしまうかもしれません。
このような問題が起きないためにも、企業によっては女性特有の健康問題に関する研修を定期的に行うことが推奨されます。
研修でなくても、女性特有の症状についての知識などを社員へ周知していただき、理解していただくことが重要となります。
特に男性職員については研修などがあれば積極的に参加し、女性特有の健康問題をタブー視することなく理解を深めることで女性の健康問題に対する配慮への繋がりになっていきます。
また、女性の健康問題に関する相談窓口を開設しておくことも女性にとって安心要因になると思います。
会社で設定している休暇の工夫も有効になるかもしれません。
大抵の会社で生理休暇を設定していると思いますが、おそらくほとんど利用されていないのではないでしょうか。
制度自体を知らない場合もありますので、研修や周知させるときに、休暇の存在を知って頂いてはいかがでしょうか。
また生理休暇という名前自体を変更したりして、生理以外の問題、例えばがん検診や不妊治療など健康問題にも利用できる
柔軟な休暇制度を設けるのも有効であると思います。
職種や業種にもよりますが、柔軟な働き方の考え方を参考に、リモートワークやフレックスタイム制の導入などは
通院時間や休養を取りやすくでき、仕事との両立の仕組みを整えることになります。
育児休業(休暇)や介護休業(休暇)なども同じですが社員が休業した場合、業務を肩代わりする社員がいることになります。
いくら配慮しても、業務量が増えれば不満がでるのは当然です。会社としては、その肩代わりしている間(日)の
業務に別途手当を支給することで、不満について少しは解消されるかもしれません。
当然ですが、いきなり全てをできるわけはありませんので、少しずつ進めていくことが重要です。女性にとっての健康問題は
その女性にとって常に存在している問題でありますので、取り組みが遅々として進まなければ、女性はずっと我慢しながら
働かなければなりません。その結果、集中力の低下など業務効率の低下で業績悪化を招く可能性があります。また最悪の場合
退職という選択を取ってしまうかもしれません。
女性特有の問題を個人の問題にしないで、職場全体で支援する体制を整えることができれば、全体の生産性向上や
働きやすさの向上につながっていくと思われます。
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